【大会名】第63回東日本ローラースケートスピード選手権大会
【主 催】日本ローラースポーツ連盟
【期 間】2017年11月12日
【参加者】戸取 大樹 (ととり たいき)
【会 場】埼玉県熊谷市文化スポーツ公園
【結 果】男子
300m 5位
500m 4位
5000mポイント 3位
10000m エルミネーション3位
【写真提供】 (C)AraiSatoshi
【レース内容】
難しい1日となりました。
10月開催予定だったものが、雨天延期で11月の開催になりました。
海外・国内レースをいくつかこなした上でのレースで、フィジカル的には特に問題のない状態で迎えることができました。
東日本選手権は一日開催のため、短距離から長距離まで4種目、最大6レースを1日で走る大会なので、それなりのタフさが必要とされます。心身とも、それぞれのレースに合わせて素早く切り替えていくのも重要な要素です。
本来は、事前の調整で用具のセッティング、コンディショニングをすべきところですが、今回はレース続きだったこともあり、約2年ぶりの会場にぶっつけで挑むことになりました。
300mTTはタイヤの選択ミス(MATTER CODEWHITE F1)が大きく響きました。100m通過までは良い加速だったものの、第2コーナーで大きくスリップし、膨らんだコースでタイムロスしていきました。
500mではタイヤを変更して(BONT RED MAGIC X FIRM)挑みました。300mに比べて、予選・準決勝とそれなりに感覚あったものの、決勝のスピードになると地面をとらえきれず、第3コーナーでスリップして、手を地面についてカバーする形になりました。決勝4人の僕以外(座間選手、小山選手、加藤選手)はMPC TRACK ASSULTを使っており、路面的にはこちらが有効だったようです。残念ながら国内ではまだ手に入りにくいタイヤで、来年以降に向けて調達の道を見つけなければなりません。
5000mポイントレースからはタイヤを変えて(MPC BLACK MAGIC XXFIRM)出場しました。結果的には手持ちの中ではこれがベストだったようです。事前のセッティングにしっかりと時間をとっていれば、短距離種目でもう少し戦えたかと思います。ポイントレースは、途中の規定周回でポイントを稼いでいくレースです。最初の2回でポイントを取り、中盤で仕掛けたときに周回遅れの選手と接触し、逆に座間選手・小山選手に先行されてしまいました。終盤は先述の2人が先行し、加藤選手と僕で3番手となり、3位でフィニッシュしました。
10000mはエルミネーションレースで、規定周回毎に最後尾の選手が落とされ、最終ゴール人数は5人となります。多少のアップダウンがあるも、終盤まで上位5人が固まった状態で進み、スプリント力で抜出ている座間選手が先行、小山選手、加藤選手、吉野選手と僕の4人で2位争いをする形になりました。ラスト2周すぎからゴールスプリント争いとなり、最終コーナーまでは2位のポジションでしたが、フィニッシュで小山選手にかわされて3位となりました。
短距離種目はともかく、主戦場の長距離種目で、終盤までポジショニングは悪くないながら、最後まで闘い切れないレースが続きました。シーズン後半の数レースがそんな感じになってしまい、メンタル面で立て直す必要があると感じています。来シーズンに向けて、いくつか試していく予定です。
少し戸取選手にとっては不本意な結果になってしまいましたが、来シーズンにむけて新たにチャレンジしていただきたいです。
レポートの中で言っているように、300mから10000mまで1日に最大6レースを戦う過密スケジュール。それらに臨む状況を整える体勢などインラインスケート大会の過酷さが伝わって来ます。
インラインスケートは道具も大変重要だとわかるレポートでした。地面を設置しているのはタイヤです。インラインスケートのタイヤも様々で、メーカーや種類などによって地面との相性もあったり、日本国内では入手が困難で海外調達しないと手に入らないなど、まるで車のレースと同じようなことが起きているんだと感じました。わずかな違いがフィーリングやタイムに差を生み出し、結果を招く。スポーツにおける道具の重要さを改めて感じさせてもらえた内容です。
そんな道具選びにシビアなインラインスケートにて戸取選手はスポーツサングラスにエアフライを
装着しています!
また戸取選手ご本人から「エアフライは頼れる相棒です!」との嬉しいコメントも頂きました!
戸取選手、私たちジゴスペックは戸取選手を応援してますよ!!